日本神経化学会では,明日の神経化学を支える人材の養成を目指し,神経化学の若手研究者育成セミナーを大会に併せて開催しております.
これまでのセミナーでは,第一線で研究に携わる講師陣が,最新の研究内容や実験手法,さらには研究者としての心構えなどについて熱心に講義し参加者と討論されてきました. 神経化学会は深く討論することを重視する伝統がありますが,本セミナーでもこの伝統が受け継がれています. 講義・討論・フリーディスカッションを通して,講師や参加者同士が自由に意見交換しながら,神経化学の楽しさを感じていただければと思います.
なお本セミナーには,多くの企業からのご寄附や広告協賛によるご支援をいただいております. 厚く御礼申し上げますとともに,今後とも引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます.
第6回(2013年)神経化学の若手研究者育成セミナー開催のご案内
Neuro2013 (第36回日本神経科学大会・第56回日本神経化学会大会・第23回日本神経回路学会大会合同大会 2013年6月20日(木)~23日(日) 国立京都国際会館)の期間中に以下の通り実施致します。
多数の皆様の御応募をお待ちしております。
・ 開催期間 2013年6月20日(木)~22日(土)
・ 募集人数 50名(原則、先着順)
・ 開催場所 (国立京都国際会館 および 大原山荘(http://www.ohara-sansou.com/ 京都市左京区大原草生町17 TEL: 075-744-2227 京都国際会館からは、山荘の送迎バスで約20分)
・ 参加資格 指導教官の推薦を受けた学部生,院生,ポストドクター1年目の方で,Neuro2013に参加する日本神経化学会の会員もしくは日本神経化学会への入会手続き中の方(入会手続きを開始後にお申し込み下さい)。
・ 参加費 10,000円(大原山荘2泊(朝・夕食付)を含みます。ただしNeuro2013参加登録費は含みません。) 参加費の払い込み方法はセミナー参加登録者にメールでお知らせ致します。
・ 参加申込方法 こちらから申込書をダウンロードし、電子メール添付またはFAXにてお送り下さい。併せて必ず、指導教員によるご推薦の署名以外の箇所を、電子的に記入し、電子メールにファイルを添付してお送りください(このファイルにはご署名は不要です)。
・ 送り先:
橋本 均(大阪大学大学院薬学研究科神経薬理学)
E-mail: hasimoto(アットマーク)phs.osaka-u.ac.jp
Fax: 06-6879-8184
・ 応募締切 2013年1月22日(火) (原則、先着順とし、定員に達し次第締め切ります)
・ 御注意 6月20日(木)~22日(土)までの2泊3日の宿泊予約はご自身で行う必要はありません。
参加費に旅費は含みません。ただし、京都国際会館と大原山荘間の移動には、山荘の送迎バス等を使用します(無料)。
Neuro2013の会期は、6月23日(日)までですが、本セミナーは、6月22日(土)までで、この日の朝に解散となります。6月22日(土)夜の宿泊が必要な場合は、各自で手配してください。
講師・講義タイトル(予定)
グループ | 講 師 | 講義タイトル | チューター | |||
A | 佐藤 真 | 福井大学医学部/子どものこころの発達研究センター | 形態学的アプローチと発達神経化学の流れと将来 | 笠井 淳司 | 大阪大・未来戦略機構 | |
石川 保 | 奈良先端科学技術大学院大学 神経機能科学 | 初めての神経生理学 | ||||
B | 田中 謙二 | 慶應大学医学部 精神・神経科学 | 精神科トランスレーショナルリサーチ | オプトジェネティクスと神経活動操作 | 未 定 | |
久保 健一郎 | 慶應大学医学部 解剖学 | 発達の障害と神経発生学 | ||||
C | 村松 里衣子 | 大阪大学大学院医学系研究科 分子神経科学 | 【ダイバーシティ推進委員会企画】 分子の発見から創薬へ |
中枢神経回路の修復機構 | 黒田 啓介 | 名古屋大・医 |
古谷 真優美 | アスビオファーマ株式会社 薬理第一ファカルティ | 製薬企業における創薬研究:急性心不全治療薬ハンプ | ||||
D | 味岡 逸樹 | 東京医科歯科大学 脳統合機能研究センター | 医学部出身ではない研究者が挑む神経系疾患研究 | 未 定 | ||
榎戸 靖 | 愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所病理学部 運動障害病理研究室 | |||||
株田 智弘 | 国立精神・神経医療研究センター神経研究所 疾病研究第四部 | |||||
E | 高田 昌彦 | 京都大学霊長類研究所 分子生理研究部門 統合脳システム分野 | サルも心の病にかかるか? | 精神疾患の霊長類モデル!? | 池谷 真澄 | 横浜市大・医学群生体システム医科学系 |
橋本 亮太 | 大阪大学大学院医学系研究科/連合小児発達学研究科 | 神経化学が読み解く精神疾患の病態メカニズム |
開催日程(予定)
6月20日(木) | 18:00(頃) | 国際会議場内で集合して、順次大原山荘へ移動 |
19:00~20:00 | 全体説明など | |
20:00~22:00 | 夕食・グループディスカッション | |
22:00~消灯 | フリーディスカッション | |
6月21日(金) | 朝食後 | 国際会議場に移動後、大会参加(自由行動) |
18:00(頃)~ | 国際会議場から大原山荘へ移動 | |
20:00~22:00 | 夕食・グループディスカッション | |
22:00~消灯 | フリーディスカッション | |
6月22日(土) | 朝食後 | 国際会議場に移動後、自由解散 |
世話人会
大会長 | 木山 博資 | 名古屋大・院医 |
世話人 | 橋本 均 | 大阪大・院薬/5大学連合大学院小児発達 |
〃 | 石川 保幸 | 奈良先端大・バイオサイエンス |
〃 | 鹿川 哲史 | 東京医歯大・難治疾患 |
〃 | 笠井 淳司 | 大阪大・未来戦略 |
〃 | 株田 智弘 | 精神・神経センター・疾病四部 |
〃 | 小泉 修一 | 山梨大・医 |
〃 | 熊本 奈都子 | 名市大・院医 |
〃 | 黒田 啓介 | 名古屋大・医 |
〃 | 永井 義隆 | 精神・神経センター・疾病四部 |
〃 | 新田 淳美 | 富山大・院薬 |
〃 | 橋本 亮太 | 大阪大・院医/5大学連合大学院小児発達 |